2021年1月22日金曜日

LABISTS ET4 低価格でそれなりクオリティの3Dプリンター

 LABISTS ET4という格安3Dプリンターを購入しました


私はamazonではなく公式サイトのショップから直接購入しました。クーポンコード次第ではamazonよりもだいぶ安めに購入できます。

https://labists.com/products/3d-printer-et4-diy-kit


ここにあるコード、40%offまで見かけたことがあるので要チェックです。クーポンコード利用で17000円程度まで値下げされます。


何故か海外配送ではなく、国内から発送されたため配送も発注から3日程度で到着しました。


このLABISTSというメーカーの9000円切り格安3Dプリンター(LABISTS X1)を去年購入して3Dプリントに慣れてきたのでワンランク上のこちらの機種を選択しました。
前機種は最初の3Dプリンターとしてはとてもいい機種だったのですが、精度の問題があったため、そこの向上を期待しての購入です。

LABISTS X1と比べた視点で良かったポイントや悪かったポイントを紹介していきたいと思います。

良かったポイント

精度がいい

ハードウェアの精度とスライサーソフトウェアの精度の両方が組み合わさった結果、精度がかなり向上しています。他の部分がどんなに悪くてもこの一点で買い換える価値がありました。

X1では1mm程度の細い辺のプリントをすると一部が抜けることがありましたがET4ではきちんとプリントされます。細かい部分の表現も、元のモデルの通りにプリントされます。
(これに関しては元のモデルの通りにプリントされないX1がどうなのという問題ですが)
また、X1標準のスライサーソフトウェアでは糸引きが多くみられますがET4ではcuraを利用するため糸引き防止オプションが利用できます。

ハマりポイント

レベル補正

この機種の売りになっている自動レベル補正は手順の説明がわかりにくいためあまり使っていません。起動してレベル補正して楽々オッケー!という感じではないので注意が必要です。

手動レベル補正も説明書に書かれていない独特の操作があり、正解の手順を見つけるまでに2週間ほどかかりました…めちゃくちゃハマったので詳しくは別記事で紹介します。
手順がわかれば毎回そんなに手間ではないので現在はそんなに気になるポイントではありません。

スライサー設定

ET4ではスライサーソフトウェアにcuraが推奨されています。まず本体設定をするための情報が非常にわかりにくい。結論から言えば(同じハードウェアの)Anet ET4 proを選択すれば良いです。設定周りの説明は全体的に足りないので自分で調べる必要があります。
X1ではラフト(土台)の設定がなく、標準で広めのラフトをプリントしていたため、curaで初めてラフト設定を行いました。プリントベッドへの食いつきが良いので

スクレイパーが必要

常識かもしれないのですが、1台目が磁石でペラっと剥がせるタイプのプリントベッドだったので1回目のプリントをしてみるまで気づかなかったんですよね・・・剥がせないとわかってamazonでヘラを頼んで届くまで次のプリントはおあずけでした。他の方のブログで見かけた情報をもとにカーボンはがしヘラを選択。いい感じに使えています。