2021年1月21日木曜日

Oculus Quest2 メガネ事情とレンズの選択肢

OculusQuest2のメガネ事情

 OculusQuest2は焦点距離を合わせる機能がないので目の悪い人が裸眼でかぶると、現実と同じように視界がボケてしまいます。
そのためいつものようにコンタクトレンズやメガネをする必要があります。
しかしメガネによってはOculusQuest2の中に収まらなかったり、収まったとしてもつるや鼻あてに圧迫感を感じることがあります。あります、というよりもかなり小さいメガネでないかぎりほぼ違和感が出ます。

------- 2021/03/05追記
接顔パーツのリコールでの交換パーツでメガネを試してみたところ、幅はあまり変わらず。
厚みの違う2種類のスポンジを換えることができ、厚みのある方を選択すると今までのメガネスペーサー適用時と同じような感覚となりました。
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そこでOculusQuest2向けには様々な対応製品が出ています。

OculusQuest向け矯正レンズの選択肢

リーフツアラー度付きレンズ+レンズアダプター



強度の近視や乱視ではない方向けに気軽に購入できる選択肢です。レンズ+アダプターの価格が4500円程度に抑えられるため予算が少なめの方でもお試しいただけます。
視界もかなり良好で曇ることもありません。

レンズアダプターを用意しない場合でもリーフツアラーのレンズ+標準フレームでも完全にフィットはしないものの利用はできます。フレームでゴーグル内に取り付ける場合にはレンズの位置が完全にはフィットしないのに加え、瞳孔間距離を変えるのがやりづらくなります。

画像のように参考の度数がリーフツアラー から用意されていて自分で度数を選択するタイプです。左右の目の度数がほぼ一緒な場合にはフレームセットを購入することでさらに価格を抑えられます。

レンズ1枚ずつの場合は度数-2 ~ -6の範囲、フレームセットの場合には度数-2 ~ -5の範囲で選択できます。

リーフツアラー レンズ2枚+フレームセット
https://amzn.to/2XWQuSP
リーフツアラー 度付きレンズ

レンズアダプターを取り付けると位置がフィットし、瞳孔間距離も簡単に変えられます。見た目にもとりあえず感がなくなるのがおすすめです。

レンズアダプター

VRsatile/ヴァーサタイル



クラウドファンディングを経て一般販売をされているレンズ+アダプターです。
福井県鯖江市の老舗メガネメーカーがフレームを作っているため安心でき、レンズも処方箋をもとに作成するタイプなため乱視や強度の近視にも対応できるようです。
OculusQuest2以外のVRゴーグルでも利用できることも特徴です。
価格が13280円〜となっており、普通のメガネを作る価格帯です。


VIRTUCLEAR™ LENS INSERT FOR QUEST 2



Oculus公式ストアで紹介されているレンズ+アダプターです。
こちらも処方箋を送るタイプで幅広い度数に対応できるようです。
価格は約11376円(日本向け送料込み)です。送料込みで1万円は超えてしまっていますが元が8000円台でなかなかお安め。


JINS Short Temple Airframe

JINSから出ているこめかみで止めるタイプのメガネです。OculusQuest2内に収まり、日常とVRをメガネをかけたまま行き来することができます。視界も良好でVRでの見えも良好のようですが、日常的な利用の場合、こめかみを動かす(物を食べる)などでメガネがずれがち、という欠点もあるようです。

価格は14300円〜です。


色々な工夫

そのほかにも色々な製品や工夫があるので一部紹介します。

まとめ

メガネユーザーは何らかの方法で対応が必要となると思います。乱視や禁止の影響が強すぎない方はリーフツアラーのレンズ+レンズアダプターで十分快適になります。
リーフツアラーのレンズで対応の難しい方は処方箋をもとにレンズを作ることになりますので予算と相談して検討してみると良いのではないでしょうか。